矯正治療の流れ
1
初診
お口の中を拝見し、治療のあらましをご説明します。
2
精密検査
不正咬合の状態はさまざまです。現在の状況を正確に把握した上で、患者さんひとりひとりに最適な治療方法を選択しなければなりません。そのために顔や頭の写真やレントゲン写真を撮影したり、歯の型を取ったりして詳細な検査をします。
3
コンサルテーション(診断)
精密検査の結果をもとに診断をおこない、治療方針・方法、装置、期間等のご説明をします。ひとりひとりの患者さんに合った治療計画を立てます。
4
治療開始
※ご説明した治療方針にご理解いただいた上で、治療を開始します。
歯を抜いて治療をすることもあります
顎の大きさと歯の大きさの不つり合いが原因で歯ならびがガタガタになっていたり、上突咬合(出っ歯)や下突咬合(受け口)で上下の歯の咬み合わせがズレていたり、口もとの改善をした方がいい場合などは、歯を抜いて治療することがあります。
治療のあと数日間違和感があります
歯を動かす力とても弱い力です。しかし患者さんには力をかけた後、歯が浮いたような違和感(弱い痛み)を感じる方が多いようです。痛みの感じ方には個人差がありますが3〜4日で慣れてきます。
むし歯の心配は?
お口に矯正装置が入ると、そのまわりに汚れはつきやすくなります。それでも正しい方法で丁寧に歯みがきがをすることでむし歯は予防できます。
歯みがきの方法や食生活の指導はもちろん、必要であればフッ素化合物を併用したり、一般歯科の先生と連携をとりながら、矯正治療中のお口の健康を維持するように努めます。
むし歯ができてしまうと、そのつど矯正治療を中断してむし歯の治療をしなければなりません。そうするとその分治療期間が長引いてしまいます。歯みがきは正しく丁寧にしましょう。
通院について
矯正装置がお口に入ってからは、3〜4週間に一度通院していただきます。
これは歯の動きや顎の骨の変化に合わせた期間で、矯正装置はこの期間にちょうど働くように調整します。この期間を短縮することはできませんが、この間隔できちんと通院していただけないと、良い治療結果は得られません。
<矯正は一緒に頑張る治療です 約束をお守りください>
矯正治療は時間がかかる治療です。その間には患者さんのご協力が必要なこともあります。そのご協力が十分に得られなかったり、装置をいじって壊したりすると治療はうまく進みません。また通院日にお約束通り来院されなかったり、途中で治療を止めてしまうと、矯正を始める前より一層悪くなることもあります。
5
歯ならびがよくなりました。
保定のはじまり
歯ならびが良くなっても治療が終わったわけではありません。
歯ならびが良くなった後は、歯や顎が新しい位置で安定するのを待つ時間が必要です。この期間を保定期間といい、今までの矯正装置より簡素な保定装置という装置を使っていただくことになります。保定期間は個人差がありますが、2年〜3年程度です。また通院間隔も3、4ヶ月に1回でいいようになります。保定期間中は一見治ったようでも、まだ安定した状態にはなっていませんので、きちんと安定するまで通院を続けてください。
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